茜色


うろこ雲の、ただ何処までも続く茜色の空に

貴方への恋と、張り裂ける思い告白しました

瞳の奥に焼き付いた貴方は四六時中いつも

琥珀の中に包まれ 一緒に踊っていました


秋を告げる鳥の声と 風の薫りが

ススキの夢と 水面の清さ揺らしてました


あれからどれだけ年月が流れてしまったのでしょ

私は再び何時かの何処かの貴方に堕ちました


空を見上げてみると 茜色の夢が

うろこ雲と共に、また流れています


貴方の鼓動 貴方の薫り 貴方の黒髪 

いつもそばで 貴方の全て感じていたくて


あれからどれだけ年月が流れてしまったのでしょ

私は再び何時かの何処かの貴方に堕ちました


空を見上げてみると 茜色の夢が

うろこ雲と共に、また流れています

inserted by FC2 system