胡夢想誕生

胡 ‐ 夢 ‐ 想・・・ 

この3文字の組み合わせは私が真剣に独りバンドを始めようと考えたとき私の
頭の中にジワッと現れた言葉でした・・・

古代中国で月氏や匈奴、突厥等の北方・西方の異民族を指した『胡』という漢字。
遙か昔、日本人の祖先の一部は、彼等だったかもしれません。

音楽活動をするにあたり、かつての胡の人々が大陸の様々な国と交易をしていた様に
私は全世界、様々な場所で様々な人と幅広く音楽を楽しみ分かち合たいと『夢』を見ています。
かつて大陸の悠々たる平原を、馬に乗り駆け抜けた胡の人々に私は親しみと憧れの『想』を
抱いているのです。

かくして、私の、この『胡夢想』プロジェクトは始まったのであります。

ところで、私が2009年の秋口からマイペースなライブ活動として弾き語りを始めた
十三という場所は大阪の私鉄である阪急電車のバイパス的な神戸、大阪、京都の
三都を結び行き交う賑やかな町です。
そして駅周辺には昔ながらの酒場が多く人情味があふれています。
その阪急十三駅の高架トンネルで実は数年前から、気が向いたときに歌謡曲を中心に
カバー曲の弾き語りをしていました。が、しかし、やはり「自分自身が作った音楽を
もっともっと多くの人に聴いてもらいたい」と思い始め、その野望は膨張し続け
ついに2009年8月に初オリジナルソング『毒蛇』、『大樹』を書き下ろし同年9月初旬に
路上で、それらを演奏したのが胡夢想としての音楽活動の始まりです。

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